「自己PRはどんなことを書けばいいの?」
「面接官に好印象の営業の志望動機は?」
自分が取った契約が、直接会社の利益に繋がる営業職。
やりがいがありそうですが、未経験の場合は志望動機に何を書けばいいか迷いますよね。
一口に営業といっても、
・新規開拓をするのか顧客が既存のルート営業
というように、営業の形態はさまざまですよね。
しかし、アピールできるポイントは基本的には同じです。
営業職ならではのアピールポイントをおさえてしまえば、未経験でも面接官に好印象を与える志望動機を書けるようになります。
面接官の心を掴めば、未経験でも営業職の内定を勝ち取り、営業のやりがいを感じながら毎日を過ごすことが可能です。
今回は、営業未経験の人向けに、
・内定を取りやすい志望動機のコツ
・実際に使える志望動機の例文
を解説します!
目次
営業未経験の人がアピールすると好印象な【ポイント5選】
ここでは、営業未経験の方が志望動機でアピールするべき5つのポイントについて解説します。
具体的には以下の5つが挙げられます。
・相手の要望を察する力
・目標に対しての意欲
・失敗を次に活かした経験
・人が好き・連絡をまめに取ることができる
誰にでもわかりやすく魅力的に伝える力
営業職では、自社の商品やサービスを買ってもらうために、相手にわかりやすく説明するスキルが求められます。
お客さんの中には、初めは警戒して聞く耳を持ってくれない人も多いです。
そんな人に、自社の商品やサービスに魅力を感じてもらう伝え方が大切です。
・応募する企業の商品やサービスの魅力などを説明できる
上記の2点ができると好印象です。
相手の要望を察する力
営業は、ただ自分が話すだけでなく、お客さんの要望をしっかりと聞き、相手の求めていることを察する能力が必要です。
たとえば、スマートフォンを探している60代の男性と20代の男性では、要望が異なります。
60代の男性には操作が簡単な機種、20代男性には最新機種をおすすめした方が、契約の確率が上がります。
アルバイトで接客をしたことがある人は、接客の経験からお客さんへの対応をアピールするのも一つの手段です。
目標に対しての意欲
営業職は、常に契約を取り、数字を追うことが必要です。
そのため、目標を意識し、どうしたら達成できるか考えることが大切です。
どんなに小さなことでも、
・何かに没頭した経験
上記の2点をアピールしましょう。
失敗を次に活かした経験
失敗した経験が多い人ほど、アピール材料になります。
営業職に限らずビジネスでは、PDCAサイクルという戦略を取ります。
この言葉の意味は、Plan(計画)・ Do(実行)・ Check(評価) ・Action(改善)。
失敗した時に何が問題だったか考え、次に役立てた経験をアピールすると好印象です。
また、営業職は根気が大切です。
ポジティブさや粘り強さは強みになります。
人が好き・連絡をまめに取ることができる
人と話すこと、接することが好きなことは営業をする上で大切です。
たとえば、一度会った人の顔や名前を覚えるのが得意だったり、以前会話した些細なことを覚えていると、顧客との信頼関係を得ることができます。
また、誰かからの連絡にはすぐに返信するなど、まめに連絡を取れる人は、企業から誠実な人間だと評価されます。
営業未経験で内定を勝ち取れる!志望動機のコツ5選
ここでは、営業未経験の人が内定を勝ち取るための志望動機を書くコツを解説します。
具体的には以下の5点です。
・強みをどのように活かすか明確にする
・なぜ応募した企業なのかを明確にする
・あなたを採用するメリット・魅力を伝える
・ 読みやすい文章を心がける
企業の理想に適した強みをアピールする
内定を勝ち取るには、企業の求めている人材に適した強みをアピールすることが必要です。
募集要項や企業のホームページをしっかり確認し、企業はどんな人材を求めているのかを把握した上で、企業に合った強みをアピールしましょう。
強みをどのように活かすか明確にする
あなたの強みを、応募した企業でどう活かすのかを具体的に書きましょう。
たとえば、明るくポジティブな性格が強みであれば、初対面の人にも積極的に会話し、信頼関係を早く築くことができるなどです。
特に個人に対する営業の場合、お客さんの中には押し売りされないかと警戒心を抱く人が多いです。誰とでもすぐに打ち解けられる人柄は、営業にとって大切です。
強みを述べるだけでなく、あなたの強みをどのように活かして営業をするのか、一歩踏み込んだアピールをしましょう。
なぜ応募した企業なのかを明確にする
志望動機に説得力を出すために、なぜその企業でなければいけないのかを明確することは重要です。
なぜその企業なのかを明確にするためには、以下の方法が効果的です。
・企業の公式サイトに何度も出てくる表現を見つけ、企業が大切にしていることを見つける
・競合他社と比較して、応募した企業の強みを考える
気になる企業が見つかったら、少しでも企業や企業の商品などについて理解を深める努力をしましょう。
あなたを採用するメリット・魅力を伝える
営業は商品やサービスを売り込むことが仕事ですが、志望動機では自分を魅力的に売り込むことが大切です。
応募した企業があなたを採用したら、どんなメリットがあるのか伝えましょう。
具体的には、
・顧客との信頼関係を築くことができる
・社内を活気づけることができる
など上記3点が挙げられます。
読みやすい文章を心がける
営業職では、相手の立場に立って考えられるかが大切なポイントです。
文章や見た目を読みやすくすることで、第一印象が良くなります。
文字の大きさ、漢字や平仮名のバランスなどを整えて、読みやすい文章を心がけてくださいね。
営業職の志望動機に書くと好印象・悪印象なことは?
ここでは、営業職の志望動機で好印象を受けることや気をつけたいことなどを解説します。
競合他社の話題は好印象
競合他社と応募した企業を比較し、それぞれの強みと弱みを把握していることは、企業研究のアピールに繋がります。
ポイントは、自分は全てを知っているかのような横柄な態度ではなく、「〜という認識をしております」など、謙虚な姿勢を心がけることです。
志望動機の丸暗記はNG
履歴書に書いたことをそのまま面接でいうことは、もったいないです。
少しでも面接官の印象に残るように、履歴書に書ききれなかった具体的なエピソードや、企業に興味を持ったきっかけなどを話しましょう。
また、丸暗記していると面接時に棒読みになってしまったり、言葉が思い出せないと言葉が詰まってしまい不自然になってしまいます。
そのため、大事なポイントだけを覚えて、自然に話せるようにしましょう!
意気込みだけや抽象的な志望動機は不十分
熱意ややる気を示すことはいいことですが、それだけでは不十分です。
営業が未経験であっても、接客の経験やこれまで努力してきたことなど、経験をアピールしましょう。
また、コミュニケーション能力や積極性など抽象的なアピールではなく、その強みで具体的にどう貢献できるのかを伝えることが大切です。
謙虚すぎるのはNG
謙虚なことはいいことですが、
「経験がないため貢献できるかはわかりませんが、頑張ります。」
など自信のなさが目立つ文章は控えましょう。
営業の経験がなくても、人と接する時に心がけていることなど、自分なりに工夫していることを伝えましょう。
営業未経験でも内定を勝ち取る!志望動機の例文3選
ここでは、営業未経験の人の志望動機の具体例をご紹介します。
接客業から営業への転職(有形商材)
貴社の◯◯という商品を実際に利用し、他社にはない◯◯な点に魅力を感じたため貴社が第一志望です。現職の飲食店スタッフでは、お客様の呼び込みをすることが多く、自分が呼び込みをした時は、必ず◯席の店内を満員にすことを目標にしております。
自分の持ち前の明るさとチャレンジ精神を活かし、1人でも多くのお客様に貴社の商品の良さを広めていきたいです。
接客業から営業(無形商材)
実際に貴社の店舗へ行った際も、担当の方が親身になって対応してくださいました。現職では、飲食店での接客業をしておりますが、1人でも多くのお客様に快適な時間を過ごしていただけるように、きめ細やかなサービスを心がけております。
自分の強みであるホスピタリティを貴社で活かし、1人でも多くのお客様を保険と言う無形商材を通して幸せにしたいです。
異業界への転職
初めはお客様に納得いただける部屋の紹介ができず、苦労の連続でした。しかし、お客様との雑談を交えながら信頼関係を築き、お客様が本当に求めているものを引き出し、月間◯件の契約を達成しました。
この経験を生かし、既存のお客様と信頼関係を築くことで、貴社の売り上げに貢献していきたいです。
まとめ|営業職の志望動機は人柄が大切
営業職は、人とのコミュニケーション能力が重視されるため、経験がなくてもあなたの人生経験から十分アピール可能です。
あなたの人柄をアピールし、企業の花形である営業職に転職してみてはいかがでしょうか。
少しでも営業職に興味がある人、質の高い志望動機を書きたい人は、まずは転職のプロである転職エージェントにに相談しましょう。