【業界別】営業の年収ご紹介!年収をあげる営業マンになるための5つの秘訣も徹底解説

「今よりも稼げる仕事に転職したい。営業って年収どれくらいなのかな。」

 

「給料がもっと高ければ、欲しいものもっと買えるのにな。」

給料が入ってきても、税金や健康保険料などでどんどん引かれて、あっという間に残高が0円に…。

毎月次の給料日までカウントダウンをしながら、もっと給料が高ければな…と切なくなる気持ち、わかります。

そんなあなたには営業職がおすすめです。

営業職は、業界によっては未経験でも年収1,000万稼げる可能性があることを知っていますか?

また、取り扱う商品によってはお客さんの人生を変える大きな仕事のため、達成感や影響力も大きいです。

しかし、転職する業界を間違えてしまうと大きく稼ぐことは難しいので、営業で稼ぎたい人は、どの業界を選ぶべきかを知ることが必要です。

この記事では、頑張ればあなたも稼げる業界や必要なスキルなどを解説します。

年収1,000万あれば好きなものはなんでも買えますし、貯金も余裕ですることが可能です。

また、契約を取れば取るほど会社に直接貢献できる営業職は、会社でとても大切なポジションです

契約の数だけ年収がアップするだけでなく、周りからの信頼を得て、自信に満ちた自分に生まれ変わります。

そんな毎日を過ごすために、この記事では以下について解説します。

・営業職の平均年収や平均年収が高い業界について

・平均よりも稼げる営業マンになるためのポイントについて

・営業マンの年収が上がるキャリアアップについて

この記事を読んで、高収入になるチャンスを掴んでくださいね。

営業職の平均月収や平均年収が高い業界は?

営業職の平均年収はどれくらいなのでしょうか。

以下の表は、DODAが公表している営業の平均年収と、年収をもとに計算した平均月収をあらわしています。

“営業の平均年収と平均月収(男女別・年代別)

平均年収 平均月収 平均年収 平均月収
全体 440万 29.3万 20代 375万 25万
男性 465万 31万 30代 497万 33万
女性 377万 25万 40代 572万 38万

参考:営業系職種の平均年収

※平均月収は賞与を3ヶ月分だと仮定して、年収をもとに計算。賞与の3ヶ月分は、平成30年年末賞与の支給状況から、事業規模500人以上の冬の賞与が1.5ヶ月分ということを参考にしています。

営業職は男性と女性の平均年収に大きく差があり、その差は約90万です。また、年代別に見ると、平均年収は375万〜572万になります。この数字は職種全体の平均年収よりも、30万〜65万も高いんです

 

以下のデータは、同じくDODAが公表している職種全体の平均年収です。

職種全体の平均年収(年代別)

平均年収 平均月収
20代 345万 23万
30代 442万 29.5万
40代 507万 33.8万

参考:年代・年齢別 平均年収情報

※平均月収は賞与を3ヶ月分だと仮定して、年収をもとに計算。賞与の3ヶ月分は、平成30年年末賞与の支給状況から、事業規模500人以上の冬の賞与が1.5ヶ月分ということを参考にしています。

先ほどの年代別の平均年収と比べると、営業の平均年収が全体的に高いことが明らかですね。

営業職は平均年収が高いですが、どの企業にも必要不可欠な職種のため、事務などのサポート業務に比べて求人数の多い職種になります

しかも、業界によっては未経験歓迎や高卒OKなど、学歴不問で募集している企業も多いです。

営業は、経験はない、でも稼ぎたいという人にぴったりの職種と言えます

営業職で平均年収が高いのは医療系

営業職の中で特に平均年収が高いのは、以下の業界です。

医薬品メーカー営業 659万
MR 658万

出典:営業系職種の平均年収

MRは、病院などで扱う医薬品を医師や看護師へ販売します。上記のような医薬品を扱う営業は、専門知識が必要なだけでなく人の命に関わる仕事です。

そのため、専門的な情報を正しくわかりやすく提供する必要がある、責任が大きな仕事です。

一方、営業職で平均年収が低いのは福祉・介護関連で平均356万になります。

このように全体の給料が安い業界を選ぶと、営業で大きく稼ぐことは難しいです。

それでは、稼げる営業マンになるにはどうすればいいのでしょうか。次の章で解説します。

平均よりも稼げる営業マンになるためのポイントは?

ここでは、未経験でも稼げる営業マンになるための以下のポイントについての解説です。

・未経験でも稼げる業界は不動産とIT業界

・稼ぐ営業マンになるにはベンチャー企業が狙い目

・稼ぐ営業マンの特徴3選

それでは一つずつ解説します。

未経験でも稼げる業界は不動産・IT業界

未経験でも稼げる業界は以下の通りです。

・不動産業界(特に不動産投資)

・IT業界

以下のデータはDODAとマイナビ転職で公表されている、不動産営業とIT営業の平均年収とモデル年収をあらわしたものになります。

モデル年収とは、マイナビ転職に掲載された求人のモデル年収の平均値です。

平均年収 モデル年収
不動産/金融 486万 不動産営業 952万
IT/通信 470万 セールスエンジニア 609万

出典:営業系職種の平均年収2020年 職種別モデル年収平均ランキング

営業全体の平均年収は440万なので、どちらの業界も平均年収よりも30万〜46万も高いです

さらにモデル年収を見ると、なんと不動産営業は952万

どうしてこんなに高くなるのか、これから解説していきます。

不動産業界の営業

不動産業界の営業がおすすめの理由は、以下の通りです。

理由①商品の単価が高く、1件売れば高額なインセンティブがある

理由②相手の人生に大きく影響を与えるため、やりがいがある

不動産の営業と言っても営業方法はさまざまで、具体的には以下のようなものがあります。

・不動産販売:自社の土地や投資用マンションを売る

・不動産賃貸仲介:賃貸物件を借りたい人に提案をする

・不動産販売仲介:物件を売りたい人の仲介をして、買いたい人を探す

特に営業が稼げるのは不動産販売です

不動産は1件売れたら数千万の売上になるため、インセンティブとして給料に反映されます。

インセンティブとは、自分の売上の数%が直接給料やボーナスに反映される制度です。つまり、契約が取れれば取れるほど稼ぐことができます。

また、家を買うことは人生の三大出費のうちの一つです。安くても1件で数千万のものを買うことは、その人の人生を左右します。

契約を取るまでは大変ですが、契約が取れた時は大きな達成感を得ることができます

IT業界

IT業界がおすすめな理由は以下の通りです。

理由①需要があり伸びている業界のため

理由②営業だけでなく専門知識が身につくため

IT業界の営業では、具体的に

・ソフトウェアの導入

・システム開発

・webを活用したマーケティング

などITに関するサービスを販売します。

政府が新たにデジタル庁の設置をし、市役所などでの手続きをオンライン化しようと計画しているのを知っていますか?

それと同じように、各企業でもAI(人工知能)やIoT(インターネットオブシングス)技術の需要は高まっています。

インターネットの技術はどの会社でも必要とされ、たとえばデジタル化をすれば以下のようなことが可能です。

・システムを自動化して作業効率を上げる

・在庫状況をデジタル化して人件費を削減する

・商品にITの技術を導入してデータを分析し、商品開発に役立てる

など。

上記のように、IT業界は需要があり伸びている業界のため、営業として転職するのにおすすめの業界です。

また、IT業界の営業は営業のスキルだけでなく、専門的な知識が必要になります

最初は覚えることがたくさんありますが、ITの知識はデジタル化が進んでいる社会で生きていくのに役に立つ知識です。IT業界で最先端の仕事をしたいという人は、ぜひ挑戦してみてくださいね。

稼ぐ営業マンになるにはベンチャー企業が狙い目

稼げる営業マンになりたい人は、インセンティブ制度が整っているベンチャー企業がおすすめ

ベンチャー企業とは、新しいサービスやビジネスを展開する企業をいいます。

ベンチャー企業がおすすめの理由は以下の2選です。

理由①少数精鋭で優秀な人材を求めているため、初任給が高い傾向にある

理由②20代で大きく出世する可能性がある

大企業など、年功序列のシステムが整っている会社は安定しているので、勤続年数が上がれば給料も高くなります。

しかし年功序列のため、勤続年数が短い20代で活躍することは難しいです。

起業したばかりのベンチャー企業は、社長など役員との距離も近く、実力があれば若くても年収アップや出世するチャンスがあります

自分がやりたいように自由に挑戦してみたい人や、自分が頑張った分だけ年収に反映して欲しい人は、ぜひベンチャー企業に挑戦してみてくださいね。

稼ぐ営業マンの特徴3選

稼ぐ営業マンの特徴は以下の通りです。

特徴①顧客のニーズ喚起が上手い

特徴②商品の特徴を簡潔に説明してメリットを伝えられる

特徴③顧客と信頼関係を築くことができる

それでは一つずつ解説します。

特徴①顧客のニーズ喚起が上手い

営業は顧客によって個人か法人があり、営業方法は以下に別れます。

・既存客が相手のルート営業

・新規開拓をする飛び込み営業

・事前に広告などを見て連絡をしてきた顧客に提案する反響営業

どの営業スタイルでも、お客さんがその商品やサービスを今必要だと思わなければ契約になりません。

お客さんが何を求めているのかをしっかりとヒアリングし、買う必要がある・買わないと損をすると感じさせるスキルが必要です

たとえばあなたが保険の営業マンで、がん保険を売りたいとします。

「このがん保険は他社よりも保険料が安くて、お得です。がん保険は持っておいた方がいいですよ。」

と言われるよりも、

「日本人の2人に1人ががんにかかっています。がんにかかると◯百万の治療費がかかり、治療するのに最低でも◯年かかるんです。もしがんにかかってしまった時、収入が無くなったら治療費や生活費はどうしますか?」

と言われた方が、お客さんはがん保険を持っていないと自分が損をすると感じやすいですよね。

最初はお客さんが必要ないと思っていても、ニーズ喚起を上手にすれば契約に結びつけることが可能です。

特徴②商品の魅力を簡潔に説明してメリットを伝えられる

自社の商品やサービスは自分ではよくわかっていますが、初めてその商品を目にするお客さんは商品のことを全く知りません。

お客さんに興味を持ってもらうには、商品やサービスを全く知らないお客さんにもわかりやすく説明できるスキルが必要です

さらに、契約してもらうには、お客さんがその商品やサービスを使うとどうなるのか、メリットを想像できるように魅力を伝えることが大切です。

たとえばファミリー向けの一戸建てを売りたいとします。

ただ収納スペースや間取りの説明をするだけでなく、

収納が多く部屋の広さをキープできる

子供がのびのびと遊ぶことができる

その家に住むと笑い声が絶えない幸せな家庭を築くことができる

など、そこで暮らしたらどんな未来が待っているのかを、お客さんに想像させてメリットを伝えられることが大切です。

特徴③顧客と信頼関係を築くことができる

稼ぐ営業マンは、顧客と信頼関係を築くことができます

信頼してもらうには、お客さんへの対応力が鍵となります。

たとえば、

・お客さんが以前に話した些細なことを覚えている

・クレームに対して誠実に対応する

・問い合わせに対してすぐに対応する

など、お客さんに対して誠実に対応する姿勢が大切です。

営業マンの年収が上がるキャリアアップとは?

営業でキャリアアップするには営業スキルを上げる必要がありますが、具体的には以下の資格を取得すると営業で役に立ちます。

・販売士

・中小企業診断士

資格を取ってスキルアップすることで評価が上がり、年収アップも可能です。

また、業界で知識を活かせる資格を取ると、資格手当が支給される会社もあります。

たとえば不動産会社の営業の場合、以下のような資格が有効です。

・宅地建物取引士

・不動産鑑定士

・FP(ファイナンシャルプランナー)

資格を取得することでさらに専門知識を得ることができ、お客さんからの信頼も得ることが可能です

まとめ 営業は未経験でも稼ぎやすい職種

営業職は未経験でも募集していることが多く、平均年収も高い職種です。

特に不動産業界など、高額なインセンティブがもらえる営業なら年収1,000万稼ぐことも不可能ではありません

営業の年収に魅力を感じた人は、転職のプロである転職エージェントに相談してみてくださいね。