- 営業を辞めたい
- 自分は営業に向いていないのでは?
- 転職を考えてもいいだろうか?
営業職に就いたものの、
「仕事が辛くて辞めたい」、「営業に向いていないのでは?」と考える人も多いでしょう。
その場合は、営業の種類を変えるのも手です。
しかしそれでも営業が辛いなら、異業種への転職も検討してください。
なぜなら、営業だけが稼げる仕事ではないからです。
本記事では
- 『営業に向いていない人の特徴』
- 『営業に向いていない人がするべき克服方法』
- 『営業以外に稼げる仕事』
をお伝えします。
営業と言ってもさまざまな種類があるので、今の営業が合っていないだけかもしれません。
しかしそれでも営業が辛いのなら、他の仕事にも目を向けてみてください。
営業に向いていないと感じていて、辞めようか悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
営業が向いていない人の特徴5選
営業は誰でもなれますが、向き不向きがあります。
なぜなら、営業にはさまざまな能力が必要だからです。
具体的には、営業が向いていない人には以下5つの特徴があります。
- 上昇志向がない
- プライドが高い
- 人と話すのが苦手
- 自分で考えられない
- ストレス耐性が低い
営業が辛いと感じている時点で、営業に向いていない可能性が高いでしょう。
営業に向いていない人の特徴を、それぞれ解説します。
上昇志向がない
上昇志向のない人は、営業に向いていないと言えるでしょう。
営業は直接売上を上げる仕事だからです。
他社だけではなく、同じ会社内でも「1番の結果を出す」くらいの気持ちがないと、相応の営業成績を残せません。
言われたことだけをやるのではなく、自分で考え、行動することが大切です。
上昇志向のない人は、営業に向いていないでしょう。
プライドが高い
プライドの高い人は営業に向いていません。
理由は、上司や同僚からのアドバイスを受け入れられないからです。
もちろんある程度のプライドは必要です。
しかしプライドを捨てられないと
- アドバイスを受け入れられない
- ミスを認められない
- 謝罪できない
上記のような売上を遠ざける行動をしてしまいます。
仕事にプライドを持つことは大切ですが、自分の考えに固執してしまう人は営業に向いていないでしょう。
人と話すのが苦手
人と話すのが苦手な人に営業は厳しいでしょう。
営業は、コミュニケーションが仕事だからです。
- 商品を提案・販売する
- お客様の要望を引き出す
- お客様と社内の調整をする
上記のように、人と話す機会が常にあります。
そのため、相手の意図やこちらの意図を把握できないと営業は務まりません。
自分で考えられない
自分で考えられない人は、営業として成績を残せないでしょう。
営業成績を上げるには、目標達成のためにすることを考えなければいけないからです。
営業にはノルマという営業目標があります。
「いつまでに・いくら・売り上げる」といった目標があるため、目標達成のために何をするか?を考えることが必要です。
自分で考えられない「指示待ち」の人は、営業に向いていないでしょう。
ストレス耐性が低い
ストレス耐性の低い人は、営業を続けるのは難しいです。
なぜなら、営業は叱られることが多いからです。
営業はノルマがあるため、同僚と競うことになります。
そのため成績が振るわないときは、上司から叱られることもあるでしょう。
また商品や対応のことで、お客様から叱られることもあります。
日々ストレスが降りかかりますが、気持ちを切り替えたりストレス発散ができない人は、営業は長続きしづらいでしょう。
営業に向いていない人がするべき克服方法
「自分が営業に向いていないと分かったけど、それでも営業で頑張ってみたい」と考える人もいるでしょう。
営業で頑張りたい人に向けて、克服方法を紹介します。
- 営業成績のいい人の真似をしてみる
- 小さな目標を持つ
- 相手に信頼してもらうことを優先する
「自分が営業に向いていない」と感じたら、上記3つの克服方法を試してみてください。
営業成績のいい人の真似をしてみる
営業がうまくいかないなら、営業成績のいい人の真似をしましょう。
営業成績のいい人の行動には、ヒントがたくさんあるからです。
些細なことでも必ず違いが見つかるはずです。
例えば、
- 話の切り出し方
- 要望の引き出し方・質問の仕方
- 言葉遣い
- アポイントの取り方
- 商談のまとめ方
上記のように営業がうまくいくための工夫をしています。
自分と何が違うのかを見極め、良いと思ったものはすぐに実践していきましょう。
小さな目標を持つ
小さくてもいいので、目標を持って仕事をしましょう。
目標を設定するとやる気が出ますし、達成感があるためです。
- 1件はアポを取る
- 今日は◯◯件回る
- この商品を1つ売る
上記のような小さくても良いので、自分なりの目標を立てましょう。
ひとつ達成できたら少しずつ目標を大きくすることで、いつの間にか大きな目標を達成できるようになっています。
相手に信頼してもらうことを優先する
目の前の利益より、相手に信頼してもらうことを優先してください。
理由は、信頼されないと商品を買ってもらえないからです。
営業成績のいい人は、お客様に「あなたから買いたい」と思われています。
しかしいきなり信頼を勝ち取るのは難しいので、以下のようなことを日頃から意識してください。
- 約束は守る
- 納期に余裕を持つ
- 嘘は絶対につかない
信頼は簡単に獲得できません。
小さな信頼の積み重ねが、いつしか大きな信頼になっていると考え、常に相手に信頼してもらうための意識を持ちましょう。
営業ノルマや飛び込みがキツイなら、営業の種類を変えてみる
ここまで営業が向いていないときの克服方法を紹介しました。
しかしそれでも営業が辛く、中でもノルマや飛び込み営業が辛いなら、営業の種類を変えましょう。
今の営業があなたに合っていないかもしれないからです。
営業にはさまざまな種類があり、一般的には以下の種類に分けられます。
- 法人向け営業
- 個人向け営業
- 新規開拓営業
- ルート営業
- 反響営業
ルート営業や反響営業は比較的ノルマも緩く、飛び込み営業がない場合が多いです。
もし、
「営業の仕事は好きだけど、ノルマに追われるのが辛い」
「飛び込み営業がキツイ」
だけなら、営業の種類を変えるだけで良いでしょう。
それでも営業が辛いなら異業種に転職しよう
ここまで
「営業が向いていない人の特徴5選」
「営業に向いていない人がするべき克服方法」
をお伝えしました。
しかしそれでも営業が辛いなら、辞めて異業種に転職しましょう。
理由は、営業だけが稼げる仕事ではないからです。
ではどんな仕事なら稼げるのか?
転職にはメリット・デメリットもあるので、理解した上で転職を検討してください。
営業以外でも稼げる仕事
営業以外でも稼げる仕事は以下の2つです。
- エンジニア
- 施工管理
それぞれの仕事内容を簡単に説明します。
エンジニアの仕事内容
エンジニアは未経験からでも稼げる仕事です。
なぜなら世の中のIT化が進んでいるので、IT人材の需要があるからです。
今や私たちの生活はIT無しでは成り立ちません。
世の中のIT化はより一層進んでいくので、エンジニア不足が顕著になっています。
そのため未経験でも高待遇で迎えてくれる企業も多いです。
年収500万円以上は狙えますし、スキルが身につけば年収1,000万円以上も夢ではありません。
未経験でも手に職をつけたいなら、エンジニア転職をしましょう。
施工管理の仕事内容
施工管理は安定して稼げます。
なぜなら、施工管理は人の暮らしに関わるからです。
暮らしに関わるということは、一定の需要があるので安定して仕事があることになります。
施工管理の平均年収は約450万と、日本の平均年収より高めです。
しかし資格を取得することで年収を上げることが可能なので、資格取得次第では年収1,000万以上を狙うこともできます。
安定して高収入を狙いたい人は、未経験からでも転職しやすい施工管理を検討しましょう。
転職するメリット
転職するメリットは以下のとおりです。
- 営業成績による給料の変動が無くなる
- 休日出勤が減る
売上成績によって給料が変動する場合が多いのが、営業の特徴です。
そのため場合によっては給料の低い時期があったりと、将来のプランを立てにくい側面もあります。
また営業に多いのが休日出勤です。
転職することで給料の変動が無くなり、土日もしっかり休むこともできます。
転職するデメリット
転職するデメリットは以下のとおりです。
- 一時的に給料が減る可能性がある
- これまでのキャリアがリセットさせるかもしれない
もし未経験で異業種へ転職する場合、一時的に給料が下がってしまう可能性があります。
またこれまで強めてきたキャリアがリセットされることにもなるので、もう一度経験を積むことも必要です。
しかし営業が辛いまま続けていても体調を崩す一方ですし、あなたに合った仕事に転職できれば、一時的に下がった給料もすぐ取り戻せます。
むしろ営業よりも稼げる可能性もありますので、辞めたいと思っている営業を無理して続ける必要はありません。
まとめ
以上が、
- 『営業に向いていない人の特徴』
- 『営業に向いていない人がするべき克服方法』
- 『営業以外に稼げる仕事』
でした。
営業が向いていない人には共通の特徴があります。
もしノルマや飛び込みが辛いなら、営業の種類を変えるだけで良いかもしれません。
しかしどうしても営業が辛いなら、無理して営業を続けなくても大丈夫です。
なぜなら営業以外にも稼げる仕事があるからです。
未経験からでも手に職をつけられる仕事はあるので、あなたに合った仕事を探してみましょう。
あなたに合った仕事が見つかれば、今よりも充実した毎日を送ることができますよ。