「高卒だけど将来社長になりたい」
「学歴がなくても社長になれるの?」
「高卒から社長になるためにはどんな経験を積めばいいの?」
学歴がないことをコンプレックスに、自分は成功できない、社長にはなれないと思い込んでいる方へ。
ネガティブにならなくても大丈夫です。
結論、学歴がなくても社長にはなれます。
本記事で紹介すること
- 社長になるのに学歴は関係ない
- 高卒で社長になるために経験するべきこと
- 若い頃から経験を積むには「ベンチャー企業」がオススメ
ぜひ本記事の内容を、ご自身の「社長になりたい」という目標にお役立てください。
結論先に言うと、社長になるのに学歴は関係ありません。
「勉強ができる」と「起業して成功する」はまったくの別物なのです。
低学歴であることは、むしろ社長に向いているともいえます。
その理由は以下の3つです。
- 失うものが少ない
- 常識に囚われない
- 大卒よりも社会人経験が長い
1. 失うものが少ない
1つ目は「失うものが少ない」という点。
たしかに高学歴だと、一流企業に入れたり、親から認められたりとさまざまなメリットがあります。
しかし、学歴が高いが故に「今まで手に入れてきたものを失いたくない」というバイアスが働き、挑戦できなくなってしまうのです。
一方、学歴がない人は失うものは何もありません。
だからこそ何事にもチャレンジできるようになり、社長という目標にも到達しやすくなります。
2. 常識に囚われない
2つ目は、「常識に囚われない」という点。
良い大学を卒業して良い企業に入ることは、裏を返せば「常識に縛られる」ともいえます。
気づけば「レールの上を走ることこそ正解」と思い込んでしまうのです。
しかし、その考え方だと、経営者である社長にはなれません。
学歴がないからこそ、常識を飛び越えて新たな目標のために努力できるのです。
3. 大卒よりも社会人経験が長い
3つ目は「大卒よりも社会人経験が長い」という点です。
ストレートで大学を卒業し、社会人になるときには22歳を迎えています。
一方、高卒だと18歳から社会人としての経験を積むことができるのです。
たしかに学歴はありませんが、この4年間でいかに仕事をこなすかで、大卒の人よりも高いスキルが身につき、より多くのキャリアを積むことができます。
高卒で社長になるためには、他の人よりも多くの社会人経験を積む必要があります。
高卒で社長になるために必要なこと
- 仕事の経験や実績(営業などの)
- 部下をまとめるマネジメント経験
- 役職をもった経験
1. 仕事の経験や実績(営業などの)
1つ目は「仕事の経験や実績」です。
言わずもがな、社長として成功するためには莫大な経験値が必要になります。
なかでも、高卒で経験と結果を積むには、「営業職」がオススメ。
営業職では、「顧客(取引先)にいかに喜んでもらうか」というユーザー視点の考え方や、資料作りなどの事務作業まで幅広い業務を経験できます。
また、毎月ノルマを追うことで、経営における「数字」にも強くなります。
2. 部下をまとめるマネジメント経験
2つ目は「部下をまとめるマネジメント経験」です。
社長という仕事は、社員を雇ってそれぞれに同じ方向を向かせる「マネジメント業」でもあります。
社員から信頼されることはもちろん、適材適所に人材を配置することで、会社を成功へと導くのです。
そのため、高卒で社長になりたいという人は、自分に大勢の部下が付くレベルまで、最初の仕事を頑張ることをオススメします。
そのマネジメント経験が、社長になったときに大いに役立ちます。
3. 役職をもった経験
3つ目は「役職をもった経験」です。
役職をもつ=経営者目線で物事を考えられるようになる、ともいえます。
役職といっても、マネージャーや部署の代表、商品管理責任者などさまざまです。
若いうちから役職を持つことで、仕事の幅も広がります。
社長に近い位置で仕事をこなすことで、人をまとめる能力や、顧客目線での商品づくりが可能になるのです。
また、上の役職になるにつれて責任も大きくなるため、社長としての器に近づきます。
若いうちから経験を積むには「ベンチャー企業」がおすすめ
社長になるには学歴が関係ないこと、若いうちから経験を積むことの大切さをお伝えしました。
結論、若い頃から経験を積むには「ベンチャー企業」への就職がオススメです。
ベンチャー企業とは一言で「立ち上げて間もない企業」のこと。
ここでは、高卒で社長になるためにはベンチャー企業がオススメな理由を解説します。
結果を出せばスピード昇進が可能
1つ目は「結果を出せばスピード昇進が可能」という点。
ベンチャー企業の多くは社員数も少ないです。
そのため、一人ひとりに与えられる裁量も大きくなります。
会社によっては新規事業立ち上げなど、大きなプロジェクトを任されるため、そこで結果を出せばすぐに役職をもらうこともできます。
常に結果が求められるためプレッシャーとの戦いにはなりますが、社長になるための近道であることは間違いありません。
幅広い仕事を経験できる
2つ目は「幅広い仕事を経験できる」こと。
先述したように、ベンチャー企業は社員数が少ないです。
そのため、営業と経理を同時に任されたり、いくつものプロジェクトを同時並行することになったりと、一度に複数の仕事を任されるケースも珍しくありません。
激務ではあるものの、若いうちから幅広い仕事を経験できるため、自分のスキルは飛躍的に向上します。
さまざまな仕事を経験しておくことで、社長になったときに、部署ごとの「やるべきこと」が明確になるのです。
場合によっては「社内起業」も経験できる
3つ目は「社内起業を経験できる」という点。
多くのベンチャー企業はまだまだ成長段階であるため、「数打てば当たる」といった考え方のもと、次々と新規事業を企画します。
メイン事業とは別に社内起業をおこなう会社も多く、それを新入社員にも任せるのです。
これは、将来社長になりたい人にとっては大きなチャンスといえます。
なぜなら、会社の看板や資本金を使って起業ができるから。
つまり、ほとんどリスクを背負わずに起業ができるのです。
ベンチャー企業を経て社長になった人の体験談(29歳・男性)
大学に行く必要性を感じなかったため、高卒で社会人になりました。
ただ、当時は経験もなかったため、「将来は社長になりたい」という漠然としたビジョンだけがありました。
小さな企業で経験を積むのが良いと考え、都内のベンチャー企業に就職。
しかし、そこには自分の思っていた「就職」とは全く異なる世界が広がっていました。
激務ではあったものの仕事が楽しかったのです。
会社に入るやいなや色々な仕事を任され、激務続きの日々。
プライベートな時間はほとんどありませんでしたが、若い自分にたくさんの仕事を任せてくれるので、自分も「頑張らなきゃ」という気持ちになりました。
会社を続けるうちに「マネージャー業」を任され、社内起業でも黒字を出すことができました。
結果的にその会社で7年働き、3年前に独立。
当時のベンチャー企業での経験のおかげで、自分の会社の売上は右肩上がりです。
最初に入った会社がベンチャー企業で本当に良かったと思っています。
ベンチャー企業への転職なら「ベンチャーセールス」がおすすめ
「社長になるために経験を積みたい」、「営業で経験を積みたい」という方は、営業に特化した転職エージェント「ベンチャーセールス」を使ってみるのがオススメです。
ベンチャーセールスの特徴やメリットは?
ベンチャーセールスには、以下のような特徴やメリットがあります。
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まとめ
本記事では、高卒でも社長になれる方法について解説しました。
お伝えしたように、学歴がない=失うものが少ない、とも捉えることができます。
失うものがない人は強いです。
学歴がないからこそ、常識に囚われず、色々なことにチャレンジすることができます。
また、若いうちから経験を積むためは「ベンチャー企業」への就職がオススメ。
結果次第でスピード昇進ができたり、社内起業ができたりします。
ベンチャー企業での経験は、社長になるための近道ともいえるでしょう。
ぜひ本記事の内容を、「社長になりたい」というご自身の目標にお役立てください。