独立しやすい仕事や業界を徹底解説!独立するまでのキャリアの流れもご紹介

「いつまでも会社勤めはイヤ。できるだけ早く独立して社長になりたい!」

「これからの時代は、自分の力で食べていけないと厳しい!」

「社長になって成功して、お金持ちになりたい!」

こんな風に考えたことはありませんか?

しかし実際に行動しようとしても、

「若いうちに独立して社長になるには、どんな仕事を選べばいいんだろう?」

という疑問が生じますよね。

世の中には、独立することに向いている仕事と、そうでない仕事があります。

仕事選びを間違えてしまうと、たくさんの努力を積み重ねても、なかなか独立するチャンスを掴むことはできません。

本記事では、独立し自分の力でたくさん稼いでいきたいあなたのために、独立しやすい仕事・業界、おすすめの職種について解説していきます。

本記事を読むことで、

・独立に向いている仕事にはどんな特徴があるか?

・独立を成功させるにはどんなことをすればよいか?

・ズバリ、独立しやすい職種とは?

上記のことを理解できます。

この記事を読むことで、これからどのようなキャリアを歩んでいけば失敗しないかがわかりますよ。

独立しやすい仕事の特徴

世の中にはたくさんの仕事がありますが、独立しやすいものもあれば、そうでないものもあります

独立しにくい職種で何十年頑張っていても独立とは程遠くなってしまいますよね。

では、独立しやすい職種を見極めるには、どのような点に注目すればよいのでしょうか?

答えは以下の4つです。

・初期費用が低い

・利益率が高い

・場所に制限されない

・リピーターを作りやすい

順番に解説していきましょう。

初期費用が低い

少ない資金で始めることができる、というのは、独立しやすい職種の第一条件です。

初期費用が高いと、必要な資金を集めるまでに多くの時間がかかってしまいますし、失敗したときのリスクも高いですよね。

開業時に銀行から大きな融資を受けて、もしビジネスが失敗してしまったら、借金だけが残ることになります。

「必ず成功してみせる!」と意気込むのは良いことですが、リスクについては常に考えておく必要があります。

また、ビジネスというのは、資金がある限り続けていけるものです。

お金がかからないというのは、それだけ潰れにくく、何度でもチャレンジできるということを意味します。

数を撃てるというのは、ビジネスにおいてはとても大切なこと。

お金のかかる職種を選ぶことは、その点で得策ではないのです。

成功する可能性を高めるために、お金をかけずに始められる仕事、続けていける仕事を選ぶようにしましょう。

利益率が高い

利益率の高い仕事を選ぶことも重要です。

利益率を簡単に説明すると、一度の取引(売買や請負)でどれくらい割の良い利益を上げられるかを表した数字です。

この数字が高ければ高いほど、効率よく稼ぐことができることになります。

逆に数字が低いと、いわゆる「薄利多売」のビジネスになってしまい、たくさんの取引を積み重ねなければまともな利益を出せなくなってしまいます。

利益率は、以下の2つから導き出せます。

・単価(一回あたりの取引額)

・コスト

わかりやすく言えば、あまりお金をかけず、一度に大きな報酬を得られる仕事がよい、ということになります。

場所に制限されない

場所に制限されない、というのも独立しやすい職種の条件となります。

なぜなら、決められた土地にある程度の広さの場所を必要とするようなビジネスですと、賃料がかかってきて大きな負担になるからです。

飲食店経営などが、その代表例です。

商売が軌道に乗るまでは、高い賃料によってしばらくのあいだ赤字状態が続くことになります。これはリスクとなります。

場所に制限されない仕事の究極のかたちは「場所を必要としない」でしょう。

あなた一人いれば、どんな場所であっても仕事を進め、完結させることができる状態。

そんな風に仕事ができれば、自宅でも問題なく稼いでいくことができますよね。

リピーターを作りやすい

リピーターを作りやすい仕事は、独立に向いていると言えます。

なぜなら、一回お客様を掴むことができれば、同じお客様から何度も依頼を受けることができ、圧倒的に稼ぎやすいからです。

新規顧客の獲得には、大きなコストがかかります。

宣伝や営業が必要になりますし、コストに見合うだけのお客様を確実に得られる保証もありません。

一人の相手に一度売ったら終わり、という商品を扱っていると、常に新しいお客様を探さなければならず、ビジネスを軌道に乗せるのがとても大変になるのです。

同じお客様が何度も来てくれるような職種を選ぶのが、独立しやすさを求める際には重要になります。

独立を成功させるために取り組むべきこと

先ほど、独立しやすい仕事の特徴を述べてきました。

ここでは、

・独立するためには今からどんなことに取り組むべきなのか

・どんなスキルを身につけていけばいいのか?

ということを紹介していきます。

今いる会社でスキルを上げる

いちばん基本的なやり方は、あなたが今いる会社でスキルを上げることです。

これは、あなたが今やっている仕事で独立したいと思っているときには、至極当然のものでしょう。

独立したいと思っている人は、今いる会社が気に入っていないことも多いはずです。

そのため、会社の仕事にはモチベーションが湧かない、という場合もあるでしょう。

しかしそこに「これは将来独立するための訓練なのだ」という視点が加わったらどうでしょうか。

たとえ会社のことが嫌いでも、目の前の仕事に対して明確な目的意識が生まれ、やる気も出てくるのではないでしょうか。

少し言葉は悪いですが、会社を利用してスキルアップを図るのです。

そして「今なら自分だけの力でやれる!」と思ったタイミングで、会社を辞めて独立しましょう。

副業でスキルを上げる

現在の職種とは異なる職種で独立したいと考えている人もいるでしょう。

そんな方に注意したいのは、何のスキルも磨くことなく、いきなり今の仕事を辞めて独立するのはやめたほうがよい、ということです。

あまりにもリスクが高いからです。

今とは別の仕事で独立したいと考えている場合、まずその仕事を副業として始めてみることをおすすめします。

幸い、現在の日本は副業が広く解禁されており、あなたの会社でも公的に許可されている場合が多いです。

現在の収入を手放すことなく、あなたのやりたい仕事のスキルを磨いたり、人脈を作ったりすることができるのです。

副業がうまく行った場合、人によっては副業の収入が本業の収入を上回ってしまうこともあります。

もしあなたがそのような状態になることができたら、それは独立のサインでしょう。

そこまで行かずとも「もしこの副業をフルタイムでやったら、食べていくことは十分できるな」という見込みがあれば、それも独立すべきタイミングであると言えます。

独立を見据えて転職する

・今の仕事ではやりたい仕事のためのスキルは身につかない

・副業ではスキルを磨くのには物足りない

・事情があって副業はできない

上記の場合には、転職を考えることをおすすめします。

後ほど、独立しやすい職種をご紹介します。

独立前に実務経験を積んでいくことは重要となりますので、どんな職に転職すればいいのかを参考にしてください!

また転職をする際には、転職エージェントを活用することをおすすめします。

あなたの現在の状態を伝えることで相談に乗ってもらえますし、履歴書などのアドバイスを受けることもできます。

自分だけの視点で、自分と企業をマッチングさせようとすると、独りよがりになってしまいがちです。

また、今年は特にコロナの影響を受けて転職のハードルが上がっているので、徹底的な対策が必要です。

転職を失敗しないためには、転職の市場感を知った転職エージェントに対策をしてもらうことがおすすめです。

汎用性の高い資格を取る

独立するのに必ずしも資格が必要なわけではありませんが、世の中には多くの職種において役に立つ、汎用性の高い資格が存在します。

汎用性の高い資格を取っておくことは、独立後の仕事をスムーズに運ぶうえでおおいに助けになりますよ。

具体的におすすめするのは、以下の2つです。

・簿記

・TOEIC

簿記は、単に確定申告に使えるというだけではなく、お金の流れについて深く理解するのにうってつけの資格です。

TOEICは英語の能力判定試験ですね。

今は日本も国際的になってきていますから、最低限の英語力を身につけておくことは、どのような仕事をするうえでも活動の幅を広げることになるでしょう。

独立しやすい職種5選

ここでは、独立しやすい職種を5つ厳選して紹介していきます。

本記事で特におすすめするのは、最初に紹介する「営業」と「エンジニア」です。

営業とエンジニアは、未経験や無資格でも挑戦できる上に高収入を得ることができます

それでは順番にみていきましょう。

営業

ここでいう営業は、主に不動産営業を指します。

不動産営業は歩合制(インセンティブ制度)を取り入れているところが多く、成績を上げればあげるほど、収入は多くなっていきます

取り扱う商品が非常に高額であるため、もらえるインセンティブの金額もかなりのものになるのです。

また、仕事を通して得られる人脈が独立するうえでの大きな資産になります。

取引していたお客様と信頼関係があることで、独立する際も取引してくれたり、独立の資金援助をしてくれたりする場合があります。

これらのことから、営業職は独立して稼いでいくにはうってつけの職種であると言えます。

エンジニア

エンジニアも独立には非常に向いている職種です。

ここで言うエンジニアとは、主にITエンジニアを指します。

エンジニアも他の職種と同様、一つのプロジェクトをチームで動かしていくことが多いのですが、業務の性質上、一つ一つの作業は「自分の腕一本でやっていく個人プレイ」の面が強いです。

会社に属していてもほぼ在宅で仕事をしているというパターンも多く、比較的自由な環境が成り立っています。

したがって、独立への障壁がとても少ないのです。

エンジニアに学歴はあまり問われません

仕事を通して、使用できる言語を増やしたり、幅広いプロジェクトに参加し実務経験を積むことで十分に独立することができます。

ライター

ライターも独立しやすい職種です。

フリーランスのライターはたくさんおり、彼らはみんな自分のライティングスキルを活かして稼いでいます。

特に最近はWebメディアの記事を書く、いわゆるWebライターが人気の仕事となっています。

Webライターを名乗るのに、条件は何もありません

極端な話、Webライターと名乗った瞬間からあなたはWebライターなのです

仕事はクラウドソーシングサービスで見つけるか、あるいは自力で企業などに営業をかけて取ってくることになります。

最初のうちはクラウドソーシングサービスを利用するのがよいでしょう。

とはいえ、ライターの仕事だけで稼ぐのは難しいです。

収入アップを本気で考える場合は、ライターから編集、そして自身のメディアを持つといった具合に、より上流のポジションに移っていくことを考えておきましょう。

コンサルタント

弁護士や会計士といった、いわゆる士業に代表される「専門分野に精通した人材」は、その知識と肩書を活かしてコンサルタントとして独立する道があります。

一定の社会的ステータスがなければスタートを切ることができないという点では、難易度が高いと言えるかもしれません。

しかしその代わりにライバルも少なく、やっていきやすい面もあります

また、いったん企業などの顧問に就くことができれば、毎月コンサルタント料をとることができますので、顧客の開拓さえしっかりすれば、安定した高収入を得ることもさほど難しいことではありません。

ネット物販

ネット物販も独立には向いている仕事です。

実店舗ではなくネット上にショップを開くという点が重要です。賃料が発生しないため、初期投資を低く抑えることができ、リスクが少なくなるのです。

また、Amazonや楽天といったプラットフォームを販路として利用することで、集客の手間を減らすことができるのもメリットです。

世界中のネットユーザーが顧客になり得るのも強みですね。実店舗にはそこまでのポテンシャルはありません。

世間の人々が求めているものを正確に察知し、販売することができれば、大きな利益を上げることが可能です。

独立までの具体的な流れ

ここでは、本記事がおすすめする「営業」と「エンジニア」について、独立するまでの具体的な流れを解説していきます。

営業職の場合

まず営業ですが、まったくの未経験者がいきなり独立する、というのはさすがに難しいです。

何の実績も人脈も築き上げていない方が、いきなり仕事をとってくるのは至難の業でしょう。

したがって、まずは会社に入り、実績と人脈を作るところから始まります

実績や経験を素早いサイクルで積んでいくには、ベンチャー企業がおすすめです。

営業職に転職する際は、学歴や経歴はあまり重視されないので、「自分は高卒だから……」というようなコンプレックスのある人でも、気にする必要はありません。

営業の世界は、始めてからの結果がすべてです。

そして営業力は学力とはさほど関係のないものです。

あなたの努力次第で、大きな成果を上げることは十分可能です。

ある程度キャリアを積み重ねたところで、タイミングを見計らって独立しましょう。

ここで重要なのは、以下の2つです。

・独立後にお付き合いしていただける顧客が自分についているか

・仮にしばらく仕事がなくても生活していけるだけの貯金ができているか

前者は「稼ぐための条件」、後者は「稼げなかったときの保険」です。

どちらも大切なので、しっかり押さえておくようにしましょう。

独立後、稼ぐことができるかどうかは、完全にあなた次第です。

軌道に乗ることができれば年収数千万円も夢ではありません

築き上げたノウハウと人脈を駆使して、仕事に邁進していきましょう。

エンジニア職の場合

エンジニアとして独立する道は様々ありますが、代表的なキャリアの歩み方をご紹介します。

まず、どのようなルートで独立するにせよ、最初に必要になるのは基礎的な勉強です。

ITエンジニアの場合、プログラミングスクールを受講するのもいいですが、まったくの独学でも問題ありません

未経験者向けに研修制度を用意している企業もたくさんあるので、仕事をしながら基礎を身につけていきましょう。

基礎を身につけたところで、次にやるべきなのは、SESの会社でプログラマーとして幅広い案件に参加し、多くのプログラミング言語を習得したり、実績を積むことです。

SESとはシステム・エンジニアリング・サービスの略で、エンジニアを客先に派遣して仕事をさせる業務契約のことです。

IT業界ではSESという働き方が主流となっています。

企業で何かサービスやアプリを作る際に、そのアプリを作るためだけに自社でエンジニアの採用を行なっていると費用や時間がかかってしまいますよね。

そこでアプリやサービスを作る期間のみ企業に常駐して仕事を行い、作成が終わったらまた次のプロジェクト先に行き仕事をすることになります。

SESのエンジニアとして働くことで、様々なプロジェクトに関わることができるため、

扱うことができる言語や実務経験を増やすことができます。

スキルと実績が増すにつれて、だんだんと開発の上流工程に携われるようになります。

ここまで経験すれば、エンジニアに必要なことは一通り身につけることができたと言えます。

この段階にきて、いよいよ独立するのがおすすめです。

独立した後は、あなたの技術力と営業力次第です。

エンジニアは会社に属していようが独立していようが、一生勉強し続けなければならない職種です。時代に置いていかれないよう、常に最新の技術を学習していきましょう。

エンジニアとしての独立に成功できれば、年収1,000万円はそう難しいことではありません

あなた次第では、その何倍も稼ぐことが可能です。

まとめ

以上、独立しやすい仕事・業界の条件、そしておすすめの職種などについて解説しました。

終身雇用の崩壊が始まり、今や大手企業や会社に勤めることは必ずしも安定的なことではなくなりました。

そのため、日本人の独立志向は年々強まっています。

社会の風潮も独立を支える方向に変わりつつありますので、自力で稼げるスキルを身につけて一山当てようという発想は、もはや夢物語ではなくなりました。

あなたが独立して大金を稼ぎたいと思っているのであれば、ぜひ本記事を参考にして、今日からでも行動することをおすすめします。

成功の鍵は、考え込むことではなく行動することです。

今日があなたの人生でいちばん若い日です。その若さを無駄にすることなく、成功に向かって強い一歩を踏み出していきましょう!