「今の会社の給料では満足できないので転職を考えている」
「せっかくなら給料の高い会社に転職したい」
「そもそも給料の高い業界ってどんな業界なんだろう」
転職活動を進める上でまず考えてしまうのが「給料」ですよね。
たしかに業界や職種によって給料は大きく異なり、同じ年齢でも1,000万円以上稼いでいる人もいれば、300万円どまりの人もいます。
そこで本記事では、
- 給料が高いと言われている業界・業種
- なぜそれらの業界・業種の給料が高いのか?
を解説します。
今の会社の給料が低いことに悩む気持ちもわかりますが、「なぜ給料が低いのか?」を考えてみることも大切です。反対に、給料の高い会社には「給料が高い理由」があります。
この記事を読むことで、給料の高い業界や職種がわかる上に、社員に高い給料を渡せる仕組みも明確になります。
ぜひ本記事の内容を、転職活動のモチベーション向上にお役立てください。
お給料が高いと言われる業界5選
まずは、給料が高いと言われる「業界」について見ていきましょう。
具体的には以下の5つがあげられます。
- 総合商社
- 不動産
- IT
- インフラ
- 生命・損害保険
1. 総合商社
総合商社は「カップラーメンからロケットまで」という言葉があるように、多岐にわたる商品の貿易・販売をおこなう業界です。
日本だけでなく海外まで活動の幅が広がる総合商社。
利益率の高いビジネスモデルであるため、社員の給料も高くなりやすい特徴があります。
20代で年収800万円を突破するケースも珍しくありません。
2. 不動産
「不動産」も稼げる業界のひとつ。ファミリー向け不動産の営業から、不動産投資会社の営業など職種はさまざまです。
不動産業界は、契約がひとつ結ばれるたびに何千万円〜何億円が動きます。
そのため契約を獲得した社員へのマージン(手数料)も大きくなるのです。
3. IT
最近ますます市場が獲得している「IT業界」。
その市場の大きさからエンジニアやプログラマーの需要が増えているため、高い給料を払ってでも優秀な人材を獲得したい会社が増えています。
またIT業界は基本的にパソコンがあれば事業が成立するため、リモートワークやフレックスタイムといった自由な働き方を実現できる魅力も。
4. インフラ
電力・ガス・水道をはじめ電話や鉄道など生活に必要なものを提供する「インフラ業界」。
人々の生活を支えるために必ず必要なものであること、またライバル企業が少ないことから、給料が高く安定しているという特徴があります。
総合商社や不動産と比べると下がりますが、安定を求める人にはオススメしたい業界です。
5. 生命・損害保険
生命保険・損害保険も稼げる業界としてよく知られています。稼げる理由は、単純に世の中のニーズが多いからです。
「もし自分が死んだら…」「もし事故を起こしたら…」といった恐怖心に駆られて、ほとんどの人が保険に加入しますよね。
そのため保険会社は儲かり、社員への給料も高くなるのです。
しかし「保険会社は激務」という声も少なくありません。
給料が高いことと引き換えに忙しすぎるというデメリットもあるので要注意。
お給料が高いと言われる職種5選
続いて、給料が高いと言われる「職種」を見ていきましょう。なかでも以下の5つの職種は稼げるといわれています。
- 営業
- エンジニア
- 施工管理
- 記者
- コンサルタント
1. 営業
稼げる職種の代表格といえば「営業職」です。
しかし、稼げるようになるためには、商社や不動産などの「大きなお金が動いている業界」で働く必要があります。
完全歩合制の会社であれば、契約を獲得するたびにインセンティブが入るため、年収も飛躍的に上がるでしょう。
ただし、「結果」を出さなければ給料は上がらないという厳しい仕事でもあります。
ある程度のハードワークを覚悟した上で頑張る必要があるでしょう。
2. エンジニア
先述したIT業界の中でも「エンジニア」は稼げる職種として有名です。
コンピューターシステムの開発から設計、テストまでの一連の流れを担います。
一見敷居の高そうに見えますが、ITの基礎知識や実践的な研修制度も充実しているため、未経験でも稼げるようになるのが魅力です。
まさにエンジニアは「手に職の付く仕事」といえます。スキルさえ身につけてしまえば、転職時にも困らないでしょう。
3. 施工管理
建設現場での作業や安全管理をおこなう「施工管理」です。
施工管理の経験やスキルによっては年収1,000万円を超える会社もあります。
また施工管理は、現場仕事がほとんどのため未経験でもスタート時の年収が高いのが特徴です。
ブラックなイメージがあるかもしれませんが、最近では家族手当や住宅手当など福利厚生を充実させる会社も増えています。
4. 記者
新聞社の「記者」も給料の高い職種です。
大手から中小までさまざまな新聞社があり、会社によって開きはありますが、一般的なサラリーマンよりは給料が高い傾向にあります。
執筆や校閲をはじめ取材まで「書く」に関係するあらゆる業務を担当する記者。
突発的な取材や納期などが不規則であるため、残業も多くなりがちです。その反面、年齢とともに給料は高くなり、30代では年収700万円にも登ります。
5. コンサルタント
コンサルタントとは、法人や個人に対して「いかに儲けさせるか」を提案する職業です。
大袈裟ではありますが、人に教えてお金をもらう仕事であるため「身ひとつ」で仕事を完結できます。
もちろんクライアントに結果を出させるという責任が伴うものの、原価率が低いため儲かりやすいビジネスモデルになっているのです。
裏を返せば、「人の知的労働力に依存する」ということでもあります。そのため激務になりやすく、一人ひとりの負担が大きくなりやすいというデメリットも。
お給料をあげたいなら転職エージェントに相談しよう!
給料の高い業界や職種について解説してきました。
しかし、稼げるようになるためには「どこの会社を選ぶか?」が重要になります。
そこでオススメしたいのが「転職エージェント」です。
転職エージェントで受けられるサービス
転職エージェントでは、以下のようなサービスを受けられます。
- 専門のキャリアアドバイザーによる面談
- 求職者の経験や希望に合った求人紹介
- 会社の選考を受ける際のアドバイス
- 履歴書や職務経歴書の添削
まず、専門のキャリアアドバイザーとの面談をおこないます。
自分の経歴やアピールポイントを深堀りすることで、今まで気づけなかった強みや性格が浮き彫りになるのです。
その内容を参考に、キャリアアドバイザーが求職者本人に合った求人を紹介。転職エージェントしか知らない求人情報もあるため、転職先の幅も広がります。
さらに会社の選考を受ける際の面接のアドバイスも受けられるため、転職への不安も和らぐでしょう。
まとめ
本記事では、給料の高い業界や職種をはじめ、「なぜその業界・職種の給料が高いのか?」という理由もお伝えしてきました。
今回ご紹介した仕事は、どれも未経験でも稼げるようになります。
その反面、激務だったり、業務時間が不規則だったりという仕事も少なくありません。
そういった辛い面があるからこそ高い給料を受け取れるという側面もあるのです。
ぜひ本記事の内容を参考に、自分の夢や目標を叶えるために行動していきましょう。