人事が会いたくなる営業職の自己PRを例文付きで解説!入れるべきポイントもご紹介

「自分の強みを効果的に伝えたい」
「今までの経験からアピールできるポイントがわからない」
「伝えたい内容を文章にまとめるのが難しい」

など、自己PRを考えていて悩んでしまう方は多いですよね。

営業職の自己PRで大切なことは、企業が面接でどんなポイントに注目しているか理解することです。

営業職は顧客に「商品」や「営業本人」を売り込む仕事。

自己PRの内容が面接官の欲しい情報とズレてしまっていると、あなたの評価は下がってしまうかもしれません。

この記事で解説すること
・営業職の自己PRでアピールすべきポイント
・営業経験者と未経験者の違い
・実際に使える自己PRの例文

PRすべきことが、明確にわかればあとは、あなたの経験を当てはめていくだけで簡単に自己PRが書けますよ。

営業経験者と未経験者それぞれの例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。



営業職の自己PRでアピールすべきことは?

営業職の自己PRでアピールすべきポイント
コミュニケーション能力
ヒアリング能力(課題の発見能力)
結果を出す力(目的達成率など)
ストレス耐性

どの能力も営業職で活躍するには、必要な能力です。

採用する側の企業は、あなたが「自社の営業職として入社した場合に活躍できる人材かどうか?」というポイントを見ています。

そのため、「今までの知識」や「協調性」など、あまり営業職と関係のないポイントをPRしても相手の求めていない情報になってしまうので要注意です。

営業職の自己PRを作成する際には、営業で必要な能力をアピールしましょう。

営業経験者か営業未経験かでアピールポイントは違う

営業経験者と営業未経験者では、自己PRの作り方が変わります。

募集している企業は、営業経験者と未経験者に求めているものが違うからです。

営業経験者に求められることは「即戦力」として早い段階で売上に貢献してくれることになります。

反対に未経験者に関しては、「成長すれば活躍できる人材」だと判断されることが大切です。

それぞれアピールすべきポイントが違うので、順番に紹介していきますよ。

営業経験者がアピールすべきこと

営業経験者がアピールすべきポイントは下記の3つになります。

具体的な数字
営業の実績
経験年数

営業経験者であれば、具体的な数字を示しながら営業の実績を伝えることが、もっとも効果的な方法です。

伝え方の例
・〇ヶ月連続で目標達成率120%を継続
・全営業△△△人中で売上成績トップ10位以内を〇年間維持

数字が伴った実績は、あなたの実力をわかりやすく判断できますよね。

経験年数は、「法人営業〇年」「個人営業〇年」など、どんな営業を経験してきたのかを詳細に伝えましょう。

営業の経験年数が1~2年と短くても、どんな営業をしてきたかがわかれば、企業の求めている人材にマッチする可能性があるからです。

さらに、営業の資質やスキルを具体的なエピソードを通して自己PRに入れましょう。

困難に直面した場合に、どうやって解決してきたかや、普段の営業活動で工夫していることを伝えることで、あなたの実力を企業が理解しやすくなります。

営業未経験者がアピールすべきこと

営業未経験者がアピールすべきポイントは、これまでの経験をどうやって営業に活かせるのかです。

入社後にあなたが営業職として活躍する姿を想像させるような、具体的なエピソードをを盛り込みましょう。

例えば

コミュニケーション能力
目標に取り組む姿勢
上昇志向の強さ

など、営業職に必要な能力や、今まで目標数字に対してどのように取り組んできたのかを伝えると効果的です。


面接で使える自己 PR をご紹介

「アピールすべきポイントはわかったけど…実際にどんな自己PRをすればいいの?」と困ってしまったあなた。

ここからは、面接で使える自己PRをご紹介します。

営業経験者と未経験者で別々の例文を用意しているので、参考にするだけで簡単に自己PRを作成できますよ。

営業経験者の自己 PR 例文

まずは、営業経験者の自己PRを2つ紹介します。

実績や数字の例文
営業スキルに関する例文

どちらも、営業職の面接では大切なポイントになるので、さっそく見ていきましょう。

実績や数字の例文

現職では、新卒入社で7年間、建材の専門商社で法人営業として働いています。入社2年目には、支店の担当エリアで1番市場の大きい東京都23区を担当し、現在も継続して担当しております。

5年間連続で担当エリアの売上は前年対比120%を達成し、23区内のシェアは5年間で2倍以上になりました。今期からは、営業部の課長として営業4名をまとめ指導しております。

営業活動で大切にしているのは、目標の数字にはとことんこだわることです。日々の営業活動でしっかりと予定を立て計画通りに進めることで、必ず目標を達成してきました。

予定していた売上見込みがなくなった場合でも、不足分を補う契約が取れるように日ごろから目標数字をオーバーするような営業活動を心がけております。

自分の立てた目標に責任を持ち、入社以来、目標数字を達成できなかったことはありません。御社に入社後も、目標を確実に達成するために常に予定を立て、計画通りに実行していきます。

スキルに関する例文

交渉能力のPR

私が自信を持っているのは、交渉力です。
建材の専門商社で材料を販売しているため、お客様からの希望納期が短い場合も少なくありません。

極端な例だと「タイル100枚を明日までに欲しい」なんて注文もありますが、現実的にはメーカーも難しいので相手に納得して貰えるよう解決策を探ります。

以前、ビルの建設現場で1ヶ月以内に窓を300枚用意して欲しいと注文がありました。
全ての枚数を1ヶ月で用意するのは、1社だけの生産能力を考えると不可能でしたが、あえて全数を発注し、優先して100枚を制作してもらえるようにメーカーと交渉しました。

顧客に対しても、「必ず間に合わせるので、まずは1ヶ月以内に100枚を納品させて下さい」と交渉し、残りは1ヶ月毎に100枚ずつの納品で工事が間に合うように調整して頂きました。
最終的には無事にビルの完成までに間に合い、顧客とメーカー両方の信頼を勝ち得ました。

ヒアリング能力のPR

私が営業活動で特に大切にしているのは、顧客の話にしっかりと耳を傾けることです。
相手の話を聞くことで、本人が気づけていない問題点や要望を掘り起こし、新たな売上に結びつけてきました。

長年のお付き合いのある、顧客を担当させてもらった際に社長から「各種の材料を安いメーカーからバラバラに購入しているので、仕入れの処理が大変」だとお伺いしました。

そこで、「少し割り高になるが、弊社ならまとめて販売できる」と提案し、その後は今まで取引のなかった材料も継続して取引してもらえるようになりました。

販売できる材料が増えたので、顧客内のシェアは30%から50%まで増え、売上は前年比の130%利益率も8%から13%に改善しました。顧客の隠れたニーズを発見し、御社でも売上と利益に貢献したいと考えております。

営業経験者の自己 PR で気をつけること

営業経験者の自己PRでは、成果や実績のみのアピールにならないように気を付けましょう。

「営業は結果が全てでしょう?」と思うかもしれませんが、面接においては具体的なエピソードも必要です。

結果を得るために「どんな行動をしたのか」は、あなたの人柄や営業に対する考え方、アプローチを知る上でとても重要になります。

「前年対比200%、支店の売上で1位になりました」という結果だけをPRされても、そこに至る経緯がわからないと、企業はあなたの実力を判断するのが難しいです。

営業職は相手に伝える仕事でもあります。

最悪の場合「自分の実績を自慢しているだけで、こちらの知りたい情報に答えていない」と採用側に判断されてしまうかもしれませんよ。

自己PRをする際には、成果や実績以外にも具体的に行動したことをしっかりアピールしましょう。

営業未経験者の自己 PR 例文

営業未経験者の自己PRでは、営業職に必要な資質があることを具体的なエピソードを交えて伝えることが大切です。

コミュニケーション能力や目標達成能力などをアピールしたいので、他社と関わりながら行動し、一つの成果を成し遂げたような話ができると、営業として評価されやすいです。

未経験から営業職に転職する場合のPR例文

私はシステムエンジニアとして5年勤務をしております。
顧客との交渉や打ち合わせも多く、自分の力を営業でも活かしてみたいと考え転職を決意しました。

現職では顧客が「どんなシステムを求めているのか」や「予算はどのぐらいなのか」をしっかりと理解していないと相手から感謝はされません。

そのため、相手の潜在的なニーズや問題点をコミュニケーションの中で発見し、改善点を提案しております。この部分は、システムエンジニアも営業の仕事も共通していると思います。

以前、営業が受注してきた段階で、利益率が目標の8%を下回っている案件がありました。

先方の希望するシステムを作成しつつ目標となる利益を残すには、チームで計画的に作業を進めることが必要不可欠だと判断し、制作納期を縮めることで人件費を削減しようと考えました。

メンバーと密にコミュニケーションを取ることで、作業の進捗具合を管理し、遅れを出さないようにしたことで、最終的には納期を1週間ほど縮めることに成功しました。

結果として、目標の利益8%を確保することができ、顧客からも納期が縮まったことで満足して貰うことができました。

システムエンジニアで培った、コミュニケーション能力や目標に対する姿勢は営業職になっても必ず役に立てると考えております。

営業未経験者が自己 PR で気をつけるべきポイント

営業未経験者が自己PRで気をつけたいのは、営業職に活かせないような強みをアピールしてしまうことです。

例えば、事務処理能力や体力は営業職に必要かもしれませんが、優先度は低くなります。

これらのスキルを中心に自己PRをしても、企業にあなたが営業として活躍するイメージをしてもらうのは難しいですよね。

営業職としての資質をアピールするなら、コミュニケーション能力など相手が求めているスキルをPRしましょう。

自己 PR を考えるのが苦手な人は就職エージェントを利用しよう

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まとめ

本記事のまとめ
・営業職にはアピールするべきポイントがある
・営業経験者の自己PRは実績や数字が大切
・営業未経験者の自己PRは営業の資質が大切
・自己PRを作るのが苦手なら転職エージェントを利用しよう
・営業職への転職はベンチャーセールスがおすすめ

営業職の自己PRには、営業に関係のあるスキルをアピールすることが大切です。

あなたが営業職として活躍できる資質をもっていると企業に伝えることで、採用される可能性はぐっと上がります。

さらに、営業経験者と未経験者では見られているポイントが変わってくるので、相手が知りたい情報をしっかりとアピールしましょう。

1人で自己PRを作るのが不安な方は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

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