高卒で就職しやすい業界や大卒よりも稼げるようになるためのコツを徹底解説!

高卒で就職活動をしている
就職活動はうまくいくのだろうか
高卒だとあまり稼げないのでは?

高卒で就職活動している人で、不安に感じる人も多いでしょう。

しかし、高卒でも正しいキャリアを選べば稼ぐことも可能です。

なぜなら学歴を重視せず、成果やスキルで判断する実力主義の仕事・職業があるからです。

本記事で紹介すること
『高卒で就職しやすい仕事の特徴』
『高卒で就職しやすい職種5選』
『内定をもらうためのコツ』

本記事を読めば、高卒でも稼げる仕事や就職しやすい仕事が分かります。

高卒で就職に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。


高卒就職率の現状は高い水準

「高卒は就職が厳しい」と思われるかもしれませんが、実は就職率は高い傾向にあります。

令和2年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況(令和2年3月末現在)に関する調査についてによると、就職率は以下のとおりです。

全体の就職率:98.1%
男子:98.5%
女子:97.5%

※参照:令和2年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況(令和2年3月末現在)に関する調査について

上記データを参考にすると、高卒の就職率は高い水準であると分かります。

男女による就職率の差は大きくないので、性別による影響はないと言えます。

高卒のうち就職希望者のほとんどが就職しているので、「高卒だから」と不安を感じことはありません。

高卒の平均年収は?

高卒の男女別賃金は、以下のとおりです。

男性:290,700円
女性:210,900円

※令和元年賃金構造基本統計調査 結果の概況より参照

上記データから高卒の平均年収を算出すると

男性:3,488,400円
女性:2,530,800円

上記の結果となります。

ボーナスなどを加味すると平均年収はさらに上がりますが、それでも大卒の平均初任給は「男性:397,700円」「女性:291,500円」と、大卒に比べると高卒の平均初任給は低い傾向です。

大卒と高卒とでは、平均年収に差がでてしまうのは否めません。

高卒で就職することのメリット・デメリット

大卒と比べると平均年収に差はありますが、メリット・デメリットどちらの側面もあります。

高卒就職には、以下のようなメリットがあります。

大学進学費用がかからない
競争率が低い
早めに社会人経験を積める
教育体制が整っている

特に「大学進学費用がかからない」「競争率が低い」が大きなメリットです。

大学進学の学費は年間で約100万円かかると言われており、4年間で約400万円以上の学費が必要です。

また企業は高卒採用枠をもうけていることも多く、同時期に就職活動をしている大卒とは土俵が違うので、競争率は低くなる傾向になります。

一方で高卒就職には、以下のようなデメリットもあります。

初任給が大卒に比べて低い傾向
学歴制限によって受けられない企業もある
選べる職種が制限されてしまう

中でも「選べる職種が制限されてしまう」のが大きなデメリットです。

いくら今の仕事で成果を出そうが、大卒以上を就職条件としている企業だと、そもそも応募できません。

高卒就職にはメリット・デメリットがあるので、それを理解した上で就職活動をしましょう。



高卒で就職しやすい仕事・職業の特徴

高卒でもさまざまな働き方をしたいと考えている人もいるでしょう。

その場合は、就職しやすい仕事の特徴を把握しておく必要があります。

高卒で就職しやすい仕事・職業に共通する特徴は以下のとおりです。

学歴不問の仕事・職業
働きながら資格を取得できる仕事・職業
実力主義な仕事・職業

それぞれ簡単に紹介します。

学歴不問の仕事・職業

高卒で求人を探すときは、「学歴不問」と記載されているか確認しましょう。

学歴は関係ないので、大卒の人と同じスタートを切れるからです。

また「未経験歓迎」という記載もあると、より就職できる可能性が高まります。

転職においては一般的にスキルや経験を重視する傾向にあるので、学歴はあまり見られません。

学歴が不利に働かないので、「学歴不問」と記載があるかに注目してみてください。

働きながら資格を取得できる仕事・職業

働きながら資格を取得できる仕事・職業も狙い目です。

教育体制が充実してるので、未経験者でも受け入れられる体制が整っているからです。

資格取得を支援してくれる企業であれば、働きながら資格取得することもできます。

資格手当を支給する企業であれば収入アップも期待できますし、さらなるキャリアアップも目指せますよ。

実力主義な仕事・職業

実力主義と聞くと売上最優先と思われがちですが、専門職にも実力主義な仕事があります。

実際に働き始めてからも実力や成果で評価されるので、收入にも反映されやすいです。

正当な評価を受けられれば、モチベーション維持にもなり、働くにあたって良い環境を作れます。

実力主義の仕事であれば学歴に関係なく採用されるので、満足度の高い働き方も可能です。

高卒で就職しやすい職業5選
ここまで高卒でも就職しやすい仕事・職業の特徴を紹介しました。

実際に就職しやすい特徴をもった職業を5つ紹介します。

営業職
エンジニア
販売職
事務職
施工管理

それぞれどんな仕事か、簡単に説明します。

営業職

営業職は高卒でも就職しやすい職業の代表と言えます。

実力主義の傾向が強いので、学歴に影響しない職業だからです。

営業のおもな仕事は勤めている企業の商品を販売することです。

通常は毎月固定の給料を支給する企業が多いですが、中にはインセンティブ制度を導入している企業もあります。

インセンティブ制度とは「給料や賞与の金額が固定されておらず、成績に応じて変動する制度」のことです。

成果を出せなければ収入は低くなってしまいますが、成果を出せたときのリターンは大きくなります。

営業に就職したい人は、営業に特化した転職エージェントであるベンチャーセールスを使うのがおすすめです。

今は就職するつもりはなくても、情報を持っておくだけでも選択肢は広がります。

むしろ好条件の求人は早くなくなってしまう傾向なので、登録だけせも早めにしてください。

エンジニア

エンジニアは未経験でも就職しやすい専門職です。

IT人材が不足しているので、未経験でも受け入れる企業が多いからです。

エンジニア不足は深刻な問題となっていて、未経験でも採用し、自社でエンジニア育成するための研修を用意する企業が増えています。

エンジニアは働きながら資格取得できる仕事でもあるので、IT業界に興味のある人はエンジニア就職も検討してください。

販売職

販売職は高卒でも就職しやすい職業と言えます。

販売職に必要なのは資格ではなく、コミュニケーションスキルだからです。

営業職に似ていると思われがちですが、大きく違うのは「個人」に対して販売する点です。

勤めている企業の商品を販売する点は同じですが、販売職は基本「個人」に対して販売します。

販売職はコミュニケーションスキルが最も重視される職業です。

営業よりも実力主義が強い傾向にあるので、高卒・大卒関係なく働けます。

事務職

事務職は性別に関わらず就職しやすい職業です。

どの企業でも必要な職種なので、募集している企業が多いからです。

事務職と一言でいっても、事務職の仕事内容は多岐にわたります。

一般事務
総務
人事
営業事務
医療事務

など、実際には細かく分かれています。

パソコンにひたすら向かっているイメージが強いですが、来客対応や電話対応などの業務もあるので最低限のコミュニケーションスキルも必要です。

高卒向けや未経験歓迎の求人も求多い職業なので、働く業界を選びたい人は選択肢に入れてみてください。

施工管理

施工管理は、稼ぎたい人に向いてる職業と言えます。

人の暮らしに関わる仕事なので、安定した需要があるからです。

施工管理とは、工事現場全体の予算や作業を管理する仕事です。

未経験でも働くこともでき、資格手当が充実していれば收入アップも見込めます。

「一級建築施工管理技士」という国家資格を取得すれば、年収1000万円以上も目指せます。

資格取得に向けた勉強を続けられる人は、施工管理を検討してみてください。

高卒就活で内定をもらうコツ

高卒で就職活動をする際、注意が必要です。

自分の感覚だけに頼ってしまうと、自分に合った仕事見逃してしまうかもしれないからです。

高卒就活で内定をもらうコツ
固定観念にとらわれない
前向きに検討する
たくさんの求人に応募する
条件を絞りすぎない

4つのポイントを意識することが、内定をもらうためのコツです。

固定観念にとらわれない

就職活動をするにあたり、固定観念は捨てるようにしましょう。

自分に合っている仕事は、どこにあるか分からないからです。

自分には合っていない気がする
大変そうなイメージ
この業界には興味がない

など思い込みで判断すると、後悔してしまうかもしれません。

さまざまな業界や職業を調べることで、意外な仕事があなたの希望に合っていると発見できるかもしれません。

固定観念にとらわれず、視野を広くもちましょう。

前向きに検討する

どんな仕事も前向きに検討するようにしてください。

学歴に関係ない仕事もありますが、大卒に比べて選べる仕事が少ないからです。

選択できる絶対数が少ないので、思い込みで選択肢から外してしまうと、「応募できる求人がない」といったことになりかねません。

条件に合いそうであれば、前向きに検討し積極的に調べてみてください。

たくさんの求人に応募する

応募する求人数を絞りすぎないようにしましょう。

どこにチャンスが転がっているか分からないからです。

あなたが求めている企業が、どこにあるか分かりません。

意外なところであなたの条件に合う企業が見つかるかもしれないので、可能性を高めるつもりでたくさんの求人に応募してみましょう。

内定を複数獲得した後に、一番理想に近い企業に決めることをおすすめします!

条件を絞りすぎない

求人を探す際は、なるべく広い条件で求人を見るようにしましょう。

条件を絞りすぎると、選択できる範囲が狭くなってしまい、応募できるチャンス自体が少なくなるからです。

自分のやりたいことが明確になっているのなら、ある程度絞っても良いです。

しかし特に決まってない場合は、最低限譲れない条件だけに絞りましょう。

選択肢を広くもつことで、理想の仕事を見つけやすくなりますよ。

高卒転職のおすすめは転職エージェントを使うこと

高卒転職を成功させたいなら、転職エージェントを利用しましょう。

転職エージェントを利用すれば、あなたの転職活動をサポートしてくれるので、理想の仕事を見つけられる可能性が高まるからです。

転職エージェントは転職のプロです。

ひとりで転職活動をするよりも、スムーズに行動できるようになります。

理想の仕事や職業に就きたいなら、転職エージェントを使いましょう。

転職エージェントを利用する

転職エージェントを利用するメリット
・あなたに合った転職先を紹介してくれる
・転職のプロに何度も相談できる
・企業とのやり取りを代わりにやってくれる
・選考書類の通過率が上がる
・内定後のサポートもしてくれる

転職エージェントを利用すれば、高卒就職成功に近づきます。

なにより書類作成や企業との交渉など、難易度の高い部分を代行してくれるので、あなたの負担が少なくなります。

そのため転職エージェントは必ず利用しましょう。

転職エージェントのサポート内容

転職エージェントのおもなサポート内容は以下のとおりです。

履歴書や職務経歴書の書き方指導
面接対策
一般公開されていない求人紹介
企業との条件交渉

自分だけでは手の回らない部分まで転職エージェントがサポートしてくれます。

転職エージェントならマイナビがおすすめ

どの転職エージェントを選べばいいか迷われたら、マイナビを使いましょう。

20代の求人を多数保有しているので、あなたに合った求人を紹介してくれるからです。

マイナビの利用は完全無料でできますし、登録も2分で終わります。

人気の求人はすぐなくなってしまうので、どんな求人があるかだけでも見てみませんか?

マイナビエージェント

まとめ

以上が

『高卒で就職しやすい仕事の特徴』
『高卒で就職しやすい職種5選』
『内定をもらうためのコツ』

でした。

高卒就職で学歴に関係なく稼ぎたいなら、就職しやすい特徴を理解することが大切です。

正しくキャリアアップすれば正社員就職もできますし、稼げるようにもなります。

内定をもらうためのコツは、以下の4つです。

固定観念にとらわれない
前向きに検討する
たくさんの求人に応募する
条件を絞りすぎない

あなたに合う仕事と出会ったときのため、内定をもらうコツを押さえておきましょう。

そのためには転職エージェントの利用も不可欠です。

今すぐ就職活動をしなくてもいいいので、どんな求人があるかだけでも情報を集めておきましょう。